都営住宅の倍率が高いって本当?

都営住宅は倍率が高い傾向がある

東京の家賃は地方と比較するとかなり高い傾向があります。
学生が暮らすワンルームマンションでも地方で5万円で賃貸できるとすると、東京では7万円以上という物件がほとんどで都心に行けばいくほど高くなります。
一般住宅の建築も土地が高いため、やはり家賃が高い、マンションもどこもかしこも東京の家賃は高いのです。

この家賃をなんとか節約したい、家賃が低くても家族が部屋を持つ暮らしをしたいという時、都営住宅は魅力的です。
都営住宅というのは国が管理している公共住宅で公営住宅法に基づき所得が低い人たちを対象としている住宅を公営住宅といい、そのうち東京都が管理している物件を都営住宅といいます。

基本的に家族、単身者向けの住宅とされていますので友人同士、学生の一人暮らしなどはできません。
また単身入居の場合、東京都内に3年以上居住しているなどの条件があります。
家族向け住宅、若年ファミリー向け住宅、単身者向け住宅、シルバーピア住宅などがありますが、このうち家族向け以外は抽選なのです。

さてその抽選の倍率ですが、70倍から100倍位といわれています。
場所によっては数100倍という住宅も存在しています。

都営住宅にはポイント方式と一般公募がある

ポイント方式は2月と8月に募集があります。
一般公募は5月と11月です。

ポイント方式は住宅状況申告書記載の項目から住宅困窮度をポイント判定するというもので、困窮度の高い方から入居者が決定します。
応募階数も多少ということで判断せず、応募時の応募者を比較し、住宅困窮度レベルでポイントが上下します。
現在暮らしている生活環境が劣悪である、都営住宅に申し込んだ回数などがポイントに加算され、その点数が多いほど入居できる率が上がります。

一般公募は完全に抽選により決まる方式です。
家族向けの募集については優遇があり、その条件にあてはまると当選倍が高くなります。
優遇は甲乙があり、甲は5倍、乙で7倍の優遇があります。
このうち甲というのは、未成年の子が2人いる、軽度の心身障害、郊外認定患者、難病患者等がいる、親子触合同居である、原爆被爆者、DV被害者・犯罪被害者であるという条件です。

乙は一人親世帯(母子家庭、父子家庭)である、心身障害者、高齢者、3人以上の多子世帯、生活保護世帯または小さいお子さんが2人以上いる世帯という条件です。

他に、直接募集という方法があります。
7月と1月に事故物件等、直接受付し抽選するというものです。
事故物件というのは都営住宅内での自殺、孤独死などのあった物件です。
都営住宅の募集は種類もあり、条件等が複雑なので内容をよく理解し申し込む必要があります。